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広島DPボランティア基金返還等請求訴訟 二審判決
広島DPボランティア基金返還等請求訴訟に高裁判決が出ました。
報道によると、『原告側の逆転勝訴である』、と報じています。

早速原告のサイトのBBSを読みました。
とても小額ですが、慰謝料を認めているとのこと。

原告の方々は長い間、各方面からの圧力に耐えながら、
良く裁判を維持していらっしゃったと思います。
社会人としての生活を送りながら、裁判を闘いぬくということは、
経済的にも社会的にも、口で言うよりずっとずっと大変なことであり、
また、信じる正義のために、
裁判を維持する折れない気持ちを保ち続けるのは
さらに大変難儀なことです。
本当にお疲れ様でございました。

原告の皆様は、彼の団体より、
「慰謝」が必要な心的被害を受けた、ということを司法が認め
わずかといえども慰謝料が認められたことは、大変画期的なことです。

言葉の通り、傷つけられた心がわずかだけでも慰められることを祈ります。





さて、本事件の解決としてどうかと言うと、私は甚だ残念に思いました。

一番残念な点はやはり、寄付した、
あるいは会費として納めたお金の返却を求めていたのに
裁判所はそれを退けた点。

そしてもう一つ、訴訟費用の1/10を団体、
9/10を原告側負担としていることから、
裁判所はやはり・・・
被告側団体に、この訴訟の原因の責任はあまりない、
つまり寄付金を返せと迫られるいわれはほぼない、と
判断している点です。



しかし、評価すべき点もあると思います。
それは、団体がシェルター資金を
あらかじめ取り置いていた事の根拠は何もない、と断じている点です。



人は、誰かを助けたいと思って喜捨したとき、
それを目的の通り利用されてこそ甲斐あったと感じます。
目的外に利用していたとしても、こじつけであっても
自分を納得させることもあるでしょう。

しかし、まったくの思いもよらない方向違いなことに使われた時、
ましてや、それを一個人の固定資産の構築に使われることがわかった時、
どんなにがっかりするか。そしてどんなに怒りがわくか、そして
裏切られれた、と感じることか。

その点に、今回の判決はフォーカスしています。
人を裏切ってはいけない。当たり前の事のように思えますが、
やはりそれなしにしては、人と人との関わりすべてが
混とんとしてしまいます。


裁判は法律に基づいて裁かれます。
数ある法律の中で一番大切なのは民法です。
その一番はじめ、
つまり法治国家の礎となる大切なことが、
民法の冒頭に書かれています。

民法第1条(基本原則)
第1条
1.私権は、公共の福祉に適合しなければならない。
2.権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。
3.権利の濫用は、これを許さない。


この裁判の最初の一歩は何だったのでしょう。
犬たちを幸せに導きたい。そのためにお金と労働を差し出します。
そういう沢山の善意の塊を集められるだけ集めた人。
その人が信ずるに値しなかったと気がついた。

だから、
この先はもうその人たちにがっかりさせられる人を出したくない。
そして、犬たちをもう二度と金儲けの道具にさせたくない。
彼の団体は、信ずるに値しない団体であると、日本中に周知したい。

とても消極的ながら、この判決はそこに言及しています。
私はそれを評価するほかないと思います。

願わくばもっと大きくこの点をうたってもらいたかったのですが、
団体の悪意を証明できない以上、
これが精いっぱいなのかもしれません。

誠に残念な気持ちには違いありませんが…。


近いうちに判決を見に裁判所へ参らねば…。



ところで彼の団体は、今年の大惨事にも一枚噛んで
ひと儲けを画策していたようでしたが、
このように「信頼に値しない団体である」と報じられたら、
その計画も“二匹目のドジョウ”とはいかないでしょうね。
DP事件の判決がこのように時間差で、
団体の金儲けに影を落としてくれるのは
なんとも不思議なことに思えます。





さて、名称使用訴訟、所有権訴訟は、
実質団体にとって負けた内容でしたが、
寄付金返還裁判はどうなるのでしょうか。

最後まで注目しています。


原告の皆様がたにおかれましては、
お気持安らかなお正月をお迎えくださることを
お祈り申し上げます。



我が家にいる犬を見るにつけ、
「要らない」と言われた命がいかに痛々しいか思い知ります。
ましてやそれを金儲けに利用する人間の、なんと浅ましいことか。
子犬と子ネコの午後8時以降の展示販売を禁止する法律改正が
来年行われそうです。
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【2011/12/09】 裁判 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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